朝日カルチャーセンターで講演の予定。
朝日カルチャーセンター(新宿)で講演の予定。
日本文学における「水」というようなテーマであったと思う。
7月25日(金)15:00~16:30の予定。「シリーズ・日本文学と水」
次のような話しの予定。
そのときまでに、長明の鴨社の神官としての立場の話しが詰められればよいのだが。
1185年近江山城地震についての「山はくづれて河をうずみ、海は傾ぶきて陸地をひたせり」という『方丈記』の一節は人々が地震・津波を語 るときの範型のような文章となりました。言葉の力ということを感じますが、この時代は源平の戦争に多くの災害が重なった時代です。その経験が 『方丈記』冒頭の「行く川の流れは」という諦観を作り出し、日本人の自然観を大きく変えていったということができます。講座では、歴史史料に よって、この地震と津波の実態を細かくみながら、長明と「水」との関わりを探ってみたいと思います。
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