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2014年4月29日 (火)

内田樹氏のブログでしった釈徹宗師の「住職論」という御話しを読んだ。

 内田樹氏のブログでしった釈徹宗師の「住職論」という御話しを読んだ。

 現在の日本に必要な「保守」というもののことを考える。「保守」を「進歩」の側が担わなくてはならない社会というのは、問題が多いが、しかし、歴史学や宗教がそこで果たすべき役割は多いのだろうと思う。

 釈徹宗さん「住職論」インタビュー(松本紹圭)より、http://www.higan.net/ebn/2014/04/syaku3.html


そうです。日本の場合そうした役割を僧侶が担ってきましたよね。すごいスピードで変わった方が良い領域もたしかにあるとは思います。政治や経済はもしかしたら変化に敏感でないといけないのかもしれません。しかしすごいスピードで変化させたらいけないものもいくつかあって、教育や宗教や医療というのがそういうものでしょう。これらが社会をいちばん下で支えていると思います。社会を本当に支えているのは早く変化してはいけない領域のものなんだけど、すごいスピードで変化していくものが社会を支えているという錯覚が世の中を覆っているところが具合が悪いですね。そのあたりのポイントは、お寺を運営していたらときどき見えることがあります。

  そろそろ寝よう。慣れない神話分析の原稿は、疲れる。しかし、残った最後の問題、「月の女神」が最終的に解けそうでほっとしている。

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