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2014年8月10日 (日)

安倍首相の広島と長崎での発言について

 安倍首相の広島と長崎での発言が昨年の原稿の使い回しであるということを知った。
 これはようするに、文章を書くということができる人がおらず、昨年の文章の原稿を実際にPCの上で切り張りして作成しているのだと思う。何というかいい加減なというのが最初の反応であった。国家中枢でそんなことをやっていてはいけないだろうと思う。
 けれども、広島のみでなく、長崎でも同じようなことをやっているというのは、「それで何が悪い」ということであるとしか考えられない。「それで何が悪い」というのは、これは闘争心理である。
 自民党党首が闘争心理をもつのはやむをえないと思うが、それは他の政党に対してのことであろう。もちろん、他の政党も国民の代表として国会に存在しているのであるから、国家の首相たるものがそういう闘争心理を露わにするというのは異様で、おかしなことである。
 しかし、広島・長崎にいる人々は国民である。国民に対して闘争心理をもつ、しかも安倍氏個人のみではなく、その周辺と官僚が闘争心理をもつというのは考えられないことである。こういうのはおかしい。
 原発再稼働も、こういう闘争心理でやるということであると思われるのが、恐ろしいことである。
 

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